マイニングの専門用語として、マイニングファームがあります。マイニングファームとは一体何なのでしょうか?またマイニングプールとの違いについても解説しています。この記事を読むことで、マイニングファームについての理解度が上がります。

マイニングファームとは?

マイニングファームとは、ビットコインなどの暗号通貨をマイニングするマシンをまとめて管理・運用する施設のことです。

マイニングファームを作るには莫大なお金がかかる

大量のマイニングマシンを管理・運用するためには、莫大な資金が必要になります。具体的には、マシンを補完するための建物と広大な敷地、大型の電源装置や冷却ファン、マシンを稼働させる電気代、それらの管理とメンテナンスを行う人材の賃金がかかります。大きな資金力のある企業が、事業規模で行わなければ不可能です。そのため一般的には、マイニングプールと一緒に運営が行われます。

マイニングプールとは?マイニングファームとの違い

 マイニングプールとマイニングファームを混同している方もいますが、微妙に異なります。マイニングプールは、マイニングを行う人たちがグループを組み、複数で協力してマイニングを行うことです。一方マイニングファームは、マイニンングマシンの管理・運用を行う施設のことです。

そもそもマイニングとは何なのか、マイニングプールの詳しい解説については、こちらの記事で解説しています。

ビットコインなどの暗号通貨を手に入れる方法として、マイニングは人気です。

世界最大の暗号通貨ファームを保有する国

 世界最大の暗号通貨ファームがある国は、中国です。安価な電気代と、マイニング専用マシンが容易に手に入る環境から、マイニングの一大事業地に発展しました。世界中にあるマイニング施設のうち、約7割が中国で行われていたというデータもあります。しかし近年中国政府のマイニングの規制により、その中心地は現在他の国へ移りつつあります。

寒冷地もマイニングファームに最適

 マイニングは電気代が安価な国が人気ですが、もう一つ好まれる条件は気候が涼しい地域です。なぜならマイニングファームでは、大量のマシンを24時間フル稼働させているためにマシンが発熱します。さらに数千台、数万台とマシンが集積すると、その温度はかなりのものです。マシンの温度が上がりすぎると誤作動を起こす可能性が高まるため、冷房などでマシンを冷却させる必要があります。そうなると、温暖な気候よりも寒冷地の方が電気代を低く抑えることができます。

日本企業もマイニング事業へ参入

 上記の理由から、安価な電気代と寒冷な気候でアイスランドなどにマイニングファームがあります。日本でも「GMOインターネット」が、2017年9月から北欧でマイニング事業を開始しています。外部からマイニングファームへの攻撃を回避するために、正確なマイニングファームの存在する位置は明らかにされていません。

より良いマイニングファームを選ぶために

 マイニング事業は、マシンを稼働させる大量の電気を消費します。さらにマシンの進化により、古くなったマシンは廃棄処理されるなど環境保全にも影響を与えます。そのため今後投資対象としてマイニングファームを選ぶ際は、その場所で長期間事業が継続できるのかを見極める必要があります。マイニング事業が許可されている地域であることは当然のこと、マイニングファームを運営する企業が専門知識を身につけたスタッフを正規に雇用していることも重要になります。

マイニングファームのまとめ

  以上、マイニングファームの意味とどんな機能があるのか、マイニングプールとの違いについて解説しました。マイニングファームの拠点は、今後電気代が安価でかつ、マイニング事業が許可されている地域で発展していくでしょう。投資対象として、事前にしっかりと確認してからマイニングに取り組みましょう。

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