投資対象として注目を集めている暗号通貨、ビットコイン。ビットコインを手に入れる方法の一つに、マイニングがあります。ビットコインのマイニングとは、一体何なのでしょうか。この記事では、ビットコインのマイニングの意味とマイニングの歴史について解説します。

ビットコインとは?

ビットコインを理解するために、私たちが普段使っている現金と比較して説明します。

  • 実際に形がない

 ビットコインは円やドルといった現金とは異なり、暗号通貨と呼ばれています。以前は仮想通貨と呼ばれていましたが、現在は暗号化された資産として暗号資産とも呼ばれています。デジタルの世界で暗号化されているため、現金のように手に取ることはできません。

  • 管理者がいない

円やドルなどの現金には、国の中央銀行や特定の管理機関が存在します。しかしビットコインなどの暗号資産には、1つの管理機関が存在しません。その代わりに、ビットコインのマイニングが存在します。

取引の記録と承認がマイニング

通常お金の取引が行われる場合、銀行などの機関がお金の流れを記録したり送金を行います。しかしビットコインの場合は、送金が行われた際にマイナーと呼ばれる人たちがその業務を行っています。マイナーは、取引の記録とその取引が正確であるかの確認を行っています。マイニングを行っている人たちは、世界中に存在します。そしてビットコインマイニングの参加者に公開されている、取引データに記録と承認を行うことで報酬としてビットコインを受け取ります。

ビットコインとブロックチェーン

 誰かがビットコインを使用して購入したり販売をすることを、取引(トランザクション)と呼びます。1つの取引が行われ、その記録や確認が行われると1つのブロックが作成されます。そしてそれらの記録がいくつも連なっているものを、ブロックチェーンと呼びます。

ビットコインマイニングの歴史

2007年に初めてビットコインが取引された際、ビットコインのマイニングは自宅にあるデスクトップコンピュータで行うことができました。しかしマイニングの競争率が上がるにつれて、テレビゲームに使用されるGPU(グラボ)がマイニングに有利であることがわかりました。そのため一時期、GPUの価格が高騰して品薄状態に陥ったほどです。そして2013年になると、ASIC(特定用途向け集積回路)と呼ばれる暗号通貨のマイニング専用に設計されたマシンを使用するようになりました。

採算が合わないビットコインマイニング

2019年現在、ビットコインのマイニングは非常に競争が激しく、最新のASICでしか採算が取れません。マイニングを行う場合、24時間マシンを稼働させるために大量の電気代がかかります。GPU、または古いモデルのASICを使用している場合は、電気代のコストは実際の方がマイニングの収入を上回ってしまいます。

利益を出すにはマイニングプール

マイニングプールは、マイナーがグループを組んで複数人でマイニングを行う手法です。お互いのコンピュータやマシンの計算能力を合わせて、マイニングの成功を目指します。報酬としてビットコインが手に入った場合、それらは参加者同士で分配します。現在ビットコインのマイニングの多くは、個人のマイナーではなくマイニングプールを通して行われています。

マイニングプールについては、こちらで詳しく解説しています。

まとめ

 以上、ビットコインのマイニングについて理解いただけたと思います。ビットコインを手に入れるためには、お金を払って購入する以外にマイニングという方法もあります。しかし現在マイニングは参入者が増加したため、気軽に自宅でできるものではありません。

おすすめの記事